キハ03 [鉄道]
小樽市総合博物館
5~6年ほど前の写真です。
小樽の旧手宮線の手宮駅・・北海道で初めて(明治13年’1880年’手宮~札幌開通、明治15年11月手宮~幌内全通)走った官営幌内鉄道の始発駅・・を利用して造られた「小樽総合博物館」にある。
「機関車庫3号」
結構歴史的にも価値ある建物で、明治18年(1885年)に竣工した国内に現存する機関庫では最古であり、国指定重要文化財となっています。平成21年(2009年)に3億円以上の費用と3年強の期間をかけ修復した建物です。
ここからは昨年撮影の写真。
レンガ積みの様式は「フランス積」です。
現在この庫内には「大勝号」や「キハ03」が保存されています。
あの有名な、義経号・弁慶号・しずか号はここの鉄道が、アメリカのポーター社から輸入した機関車ですが、その予備部品などを活用してここで作った蒸気機関車。
なんと国産蒸気機関車の第2号です!!
明治28年(1895年)手宮工場製造。
今回はこちら「キハ03」について・・・
庫内に大切に保管されています。
こういう写真の場合、曇天の方が資料的にはいいですね。
この様な説明板があります。
大きさのイメージのために、D51とほぼ同縮尺の図面。
模型もあります。
幅は2m66cmとそこそこあります。
昭和31年 東急車両製 配置は「旭ワカ」南稚内です。
かわいい顔してます。
真ん中あたりに、バス・トラック用の75㎰のディーゼルエンジン。
この車両は昭和41年(1966年)に廃車されています。ここの標記は保存が決まった時に整備をした日付と思われます。
この車両は車内に入る事ができます。
そこから見ると・・・「声問行」
「って何処?」
1967年の道内時刻表の路線図。
稚内近辺を拡大!!
声間になってますが・・・(笑)
このあたりです。中心地から10kmくらい。
声問 コエトイ:語源 アイヌ語「コイトゥイェ(koy-tuye)」(波が・崩すの意)
時刻表はちゃんと「声問」
この「キハ03 1」は 南稚内(旭ワカ)に配置され、天北線(1989年廃線)をメインに運用されていたみたいです。朝に稚内・南稚内⇔声問・恵北に二往復ありますが、このあたりに運用されていたのではないでしょうか?残念ながら時刻表は1967年で前年にこの車両は廃車になっています。
(時刻表の砂時計みたいなマークは平日のみ運行)
車内はこんな感じ、ちょっと広めのバスみたいです。
運転席。
これは乗ってみたい「かぶりつき席」
こんな展望です!!
今であれば、もっとスマートにもっとパワーがある物が作れるのでしょうね・・・
当時は、地方の閑散路線などをイメージして作り、小回りの利く対応を、と造った車両でしたが、国鉄の乗降客がなかなか好調な時代で、これでは小さかった様です。
また、バスなどの共通部品などを活用したり、当時の鉄道車両に比べると耐久性も低く、10年ほどですべてが廃車されてしまいました。
なんだかかわいそうな車両ですが、今の時代であれば結構使い勝手が良かったかも・・・
一時期注目を浴びたものの、あまり知られていない車両のご紹介でした。
ここは小樽の中心地あたりから「小樽市総合博物館」まで、手宮線の廃線あとの線路が残ったまま遊歩道になっています(合法的にstand by me気分が味わえます)。寿司屋通りのあたりからブラブラと20~30分歩けば到着します。
運河とかばかりではなく、ここもいかがですか?
小樽で寿司などの(富裕層の方は)海鮮物もいいですが・・・
(同じ品質の物でも札幌の方が庶民にやさしいお値段、との話を多く聞きます)
小樽駅から10分もかからないここはいかがですか?
小樽のソウルフード「あんかけ焼きそば」。
5~6年ほど前の写真です。
小樽の旧手宮線の手宮駅・・北海道で初めて(明治13年’1880年’手宮~札幌開通、明治15年11月手宮~幌内全通)走った官営幌内鉄道の始発駅・・を利用して造られた「小樽総合博物館」にある。
「機関車庫3号」
結構歴史的にも価値ある建物で、明治18年(1885年)に竣工した国内に現存する機関庫では最古であり、国指定重要文化財となっています。平成21年(2009年)に3億円以上の費用と3年強の期間をかけ修復した建物です。
ここからは昨年撮影の写真。
レンガ積みの様式は「フランス積」です。
現在この庫内には「大勝号」や「キハ03」が保存されています。
あの有名な、義経号・弁慶号・しずか号はここの鉄道が、アメリカのポーター社から輸入した機関車ですが、その予備部品などを活用してここで作った蒸気機関車。
なんと国産蒸気機関車の第2号です!!
明治28年(1895年)手宮工場製造。
今回はこちら「キハ03」について・・・
庫内に大切に保管されています。
こういう写真の場合、曇天の方が資料的にはいいですね。
この様な説明板があります。
大きさのイメージのために、D51とほぼ同縮尺の図面。
模型もあります。
幅は2m66cmとそこそこあります。
昭和31年 東急車両製 配置は「旭ワカ」南稚内です。
かわいい顔してます。
真ん中あたりに、バス・トラック用の75㎰のディーゼルエンジン。
この車両は昭和41年(1966年)に廃車されています。ここの標記は保存が決まった時に整備をした日付と思われます。
この車両は車内に入る事ができます。
そこから見ると・・・「声問行」
「って何処?」
1967年の道内時刻表の路線図。
稚内近辺を拡大!!
声間になってますが・・・(笑)
このあたりです。中心地から10kmくらい。
声問 コエトイ:語源 アイヌ語「コイトゥイェ(koy-tuye)」(波が・崩すの意)
時刻表はちゃんと「声問」
この「キハ03 1」は 南稚内(旭ワカ)に配置され、天北線(1989年廃線)をメインに運用されていたみたいです。朝に稚内・南稚内⇔声問・恵北に二往復ありますが、このあたりに運用されていたのではないでしょうか?残念ながら時刻表は1967年で前年にこの車両は廃車になっています。
(時刻表の砂時計みたいなマークは平日のみ運行)
車内はこんな感じ、ちょっと広めのバスみたいです。
運転席。
これは乗ってみたい「かぶりつき席」
こんな展望です!!
今であれば、もっとスマートにもっとパワーがある物が作れるのでしょうね・・・
当時は、地方の閑散路線などをイメージして作り、小回りの利く対応を、と造った車両でしたが、国鉄の乗降客がなかなか好調な時代で、これでは小さかった様です。
また、バスなどの共通部品などを活用したり、当時の鉄道車両に比べると耐久性も低く、10年ほどですべてが廃車されてしまいました。
なんだかかわいそうな車両ですが、今の時代であれば結構使い勝手が良かったかも・・・
一時期注目を浴びたものの、あまり知られていない車両のご紹介でした。
ここは小樽の中心地あたりから「小樽市総合博物館」まで、手宮線の廃線あとの線路が残ったまま遊歩道になっています(合法的にstand by me気分が味わえます)。寿司屋通りのあたりからブラブラと20~30分歩けば到着します。
運河とかばかりではなく、ここもいかがですか?
小樽で寿司などの(富裕層の方は)海鮮物もいいですが・・・
(同じ品質の物でも札幌の方が庶民にやさしいお値段、との話を多く聞きます)
小樽駅から10分もかからないここはいかがですか?
小樽のソウルフード「あんかけ焼きそば」。