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年越しの準備 2 鰊漬(にしんづけ) [ぶらり]

旭川に出張に行った時に・・・
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こんな写真をUPしていたのですが・・・
suzuran6が子供の頃、初雪が降る11月の始めになると、どこの八百屋さんもこんな感じで、大根・白菜・キャベツなどが店先に放置並んでおりました。
かなりの家庭でこの時期に漬物を漬けておりました。suzuran6の実家では「白菜の漬物」と「沢庵」、そうして「鰊漬」を1斗樽に漬けておりました。
「白菜の漬物」は12月に入った頃「沢庵」は12月の中旬頃、そうして年末になると「鰊漬」が食卓に上がっておりました。
でも、東京で、このタイプの漬物はすぐに過醗酵(簡単に言うと腐って・・)してしまいますので漬けられないのですね。でも、おいしい「白菜の漬物」「沢庵」は売っていますので、何とか我慢できるのですが、問題は「鰊漬」北海道のお土産売り場には売っていますが、お値段も結構よろしく、おまけに日持ちしません。

そこで、最近は年末に自作しております。

まずはこれ。
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「身欠きにしん」最近東京のスーパーでは扱っていない事が多く、結構探し回りました。

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軽く水洗いしたのち、頭としっぽの部分を切り落とし(容器のサイズの都合で半分に切っています)
身欠きにしんを軽くあぶって味噌を付けて食べると、おいしいのよねぇ~

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で、米のとぎ汁を注ぎ、1晩~1日うるかし(ふやかす事を北海道ではこう言います)ます。

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大根1本、キャベツ1個、人参1本を刻み・・・

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うるけた(柔らかくなった)身欠きにしんは、ひれなど、食べた時に邪魔になるものは取り除き、この様なサイズに切ります。

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で、野菜をおおよそ均等にジップロックの大きいのに分けて入れ、ぬるま湯で、うるかした(意味わかりますね)麹を準備。

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身欠きにしん、麹もジップロックに入れ、その重量を量ります。

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塩、我が家ではおおよそ2%にしております。(塩はしっかりと量って入れてます)

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塩を入れた後、ゆすり、塩がまんべんなく行き渡る様にします。

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1時間ほど常温で放置していると水が出始めます。

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できるだけ、空気を抜き、冷蔵庫の野菜室へ、そうしてその上に缶ビールなどを載せておきます。

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始めの2~3日は均等になる様に、1日に1回は空気を入れて、揉む・・・と言うよりはほぐす。
これは1週間ほど経った状態です。

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2週間も経つと、こんな感じ、で匂いもおいしそうな漬物の香りとなっております。

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この頃、容量的には半分ほどになりますので、1つの袋にまとめ(味の均等化を図る意味でも)ます。この時に味見をしましたが、いい感じになってきています。あと2~3日後が食べ頃。

もし、よろしけれな、皆さんも試してみては?意外とちゃんとした漬物が出来上がります。
この漬物で前回仕入れて来たお酒。紅白を最後まで見ていられるか・・・

これが、今年のラストになるかも・・・

皆様、良いお年をお迎えください。
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