安全性を証明する事
Dihydrogen Monoxide（ジハイドロジェン・モノオキサイド）（一酸化ニ水素）
この物質は常温では液体の物質、水酸の一種であり溶媒・冷却剤などに良く用いられる。現在、使用及び廃棄などにはこれと言った規制などは無い。
この物質は、酸性雨の主成分であり、また単体でも多くの物質の腐食を進行させる事は明白である。また、電気事故の原因となる事も多く、車、鉄道車両などのブレーキの効果も低下させる事が判明している
人体に及ぼす影響としては、吸引した場合には非常に死亡率が高く、日本国内だけでも年間1,000人以上の方が犠牲になっている。また、多量に摂取した場合には、下痢・腹痛・嘔吐の症状を引き起こす可能性が高い。
ご存じの方は「ああ、あの話ですね。」と気付かれている事と思います。
この一酸化二水素とは「H２O」＝「水」の事なんです。
もともとは、ジョーク的に水の否定的文言を並べて表現したのに過ぎないのですが、真に受けた方々は「規制しなければいけない」とかなり真剣に活動されたとの事です。（くわしくはこちらを）
で、何でこんな文を・・・と思われる方が多いと思いますが、先日、けっして私は専門家ではないのですが、仕事で、あの「PM2.5」が隣国から飛んできているが「野菜は食べても大丈夫なのですか？その様な危険性がある物をそのまま使っていていいんですか！！」なんて言う事に何時でも答えられるべく、調べ始めたのでした。
せっかく調べた物ですので、ここで、お披露目を・・・
・・・PM2.5ってなんでしたっけ？（実はここから調べなければいけない程素人なんですよ）
微小粒子状物質（PM2.5）とは
大気中に浮遊している2.5μm（1μmは1mmの千分の1）以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質（SPM：10μm以下の粒子）よりも小さな粒子です。
PM2.5は非常に小さいため（髪の毛の太さの1/30程度）、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。
（環境省HPより）
だ、そうです。
少し謎が解けました。私が子供の頃教科書に載っていた「四日市」「川崎」などの公害。これが原因であった様です。今ではこの苦い経験から改善策が取られ、それらを感じさせない程の街となっていますね。
その技術を隣国に伝授しようとしていますが、険悪な状態の中でも、受け入れてくれている様です。（良かった）
吸引した場合には間違いなく害がありそうです。でも・・・どれくらいまで大丈夫？
それは、一定の基準が示されている様ですので、こちらへ![[次項有]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/117.gif)
環境省HP
ここで、私が用意しなければいけないのは、吸引した場合の話ではないのです！！
あった、あった！！
日刊ゲンダイは、『中国のＰＭ2.5の影響を受けて、九州の野菜まで「硝酸性窒素」が過多になりはじめている』と書くが、中国で記録したPM2.5の数値が高いもので１㎥あたり700〜800μg程度。一方、野菜はたとえばほうれん草で通常、硝酸性窒素を1gあたり3000μg程度は含んでいる。浮遊したPM2.5がほうれん草に付いたところで、もともとある硝酸性窒素に比べれば微々たる量であることは、お分かりだろう。
PM2.5は食品に影響を及ぼすのか？より
これを探していたのです！！
この「科学的根拠に基づく食情報を提供する消費者団体」のFOOCOM.NETは
最近私のバイブルと化しております。
この文言と共に、吸い込んだ場合の毒性（吸入毒性）と食べた場合の毒性（経口毒性）は全く違うと言う事も書かれていました。
また、野菜を料理として提供する場合には「洗浄」しますので、結構洗い流される様です。
これらを駆使してなんとか安全性を理解はして貰えそう・・・な気がします。
PM2.5が以前（1969年前後）の四日市・川崎並みの濃度になったとしても、それが野菜などの植物に付着する量は微々たる物であり、PM2.5の主要な構成成分は硫酸塩や硝酸塩などの無機塩、そして炭素成分など、本来野菜類が自然と持っているそれらの成分量を上回る程には至らない。
また、吸引した場合の発がん性などの因果関係は認められているが、食べた場合の害に関しては問題の無い「微量」であり、現在の所PM2.5が飛来して来た地域から産出された農産物の出荷に関して規制をする必要性は認められない。
仮にPM2.5が付着していたとしても、提供時に流水洗浄をする事により大半が洗い流される。
と言えば「安心」して頂けるでしょう・・・か？
余談ですが、良く企業のモットーなどで「安心・安全をお届けする！！」などとありますが確かにゴロは良い感じですが「安全」は企業の努力で提供出来ます。しかし「安心」は消費者側が「感じる」感想です。 もし、どうしても「安心」の言葉を使いたければ「安全な商品をお届けして安心を感じて頂く！！」が正しい日本語の様です。
危険性を述べる事は、危険物質の名前を並べ、それらがどの様な危害を与えるかを調べるだけで済みます。しかし、実際の生活の中でそれらを微量でも含む日常にある物が「安全です」「安心して頂いても良いかと思われます」と言い切るのはとても難しく、また、言ってはいけない事の様なんです。
そう言う事でこんな事を調べ、私と同等に素人である相手に・・・妙に「危険」に対して敏感である相手を「それなら大丈夫ですね。」と「安心しました。」の言葉を引き出すのには、危険性を述べる事に費やすエネルギーの何倍ものエネルギーを費やし、やっと、すこしだけ「だいたい安全なのね」「すこし安心した」の感想を貰える事なのです。
そんな事で、なんであってもすぐに「この物質はとても危険であり、断固排除すべきである！！」的な報道をするマスコミは大嫌いです！！
一時期、間違った大げさな報道で所沢のホウレンソウが売れなくなり・・・
昨年は全国の白菜が売れ残り・・・
また、その前にはトマトがバカ売れしてみたり・・・
伝え方がちゃんと出来ていないで（内容を理解しないで）「記事にできる！」と言う安易な作家さん達の作った、ニュースではなくシナリオに踊らされてしまうのですね。
前々回のブログでは「H７N9」は大げさに報道すべきである！！と言ってみたり・・・
今回は大げさすぎては困る！！と言ってみたり・・・と思われるでしょうが・・・
「H７N9」の場合には予防措置と言っても、誰も損害を被らない事柄ですので、まったく違う事柄なんです。
またまた、素人の、お話しです。重大な間違えに関してはご指摘を頂ければと思います（参考にさせていただきます）。
この物質は常温では液体の物質、水酸の一種であり溶媒・冷却剤などに良く用いられる。現在、使用及び廃棄などにはこれと言った規制などは無い。
この物質は、酸性雨の主成分であり、また単体でも多くの物質の腐食を進行させる事は明白である。また、電気事故の原因となる事も多く、車、鉄道車両などのブレーキの効果も低下させる事が判明している
人体に及ぼす影響としては、吸引した場合には非常に死亡率が高く、日本国内だけでも年間1,000人以上の方が犠牲になっている。また、多量に摂取した場合には、下痢・腹痛・嘔吐の症状を引き起こす可能性が高い。
ご存じの方は「ああ、あの話ですね。」と気付かれている事と思います。
この一酸化二水素とは「H２O」＝「水」の事なんです。
もともとは、ジョーク的に水の否定的文言を並べて表現したのに過ぎないのですが、真に受けた方々は「規制しなければいけない」とかなり真剣に活動されたとの事です。（くわしくはこちらを）
で、何でこんな文を・・・と思われる方が多いと思いますが、先日、けっして私は専門家ではないのですが、仕事で、あの「PM2.5」が隣国から飛んできているが「野菜は食べても大丈夫なのですか？その様な危険性がある物をそのまま使っていていいんですか！！」なんて言う事に何時でも答えられるべく、調べ始めたのでした。
せっかく調べた物ですので、ここで、お披露目を・・・
・・・PM2.5ってなんでしたっけ？（実はここから調べなければいけない程素人なんですよ）
微小粒子状物質（PM2.5）とは
大気中に浮遊している2.5μm（1μmは1mmの千分の1）以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質（SPM：10μm以下の粒子）よりも小さな粒子です。
PM2.5は非常に小さいため（髪の毛の太さの1/30程度）、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。
（環境省HPより）
だ、そうです。
少し謎が解けました。私が子供の頃教科書に載っていた「四日市」「川崎」などの公害。これが原因であった様です。今ではこの苦い経験から改善策が取られ、それらを感じさせない程の街となっていますね。
その技術を隣国に伝授しようとしていますが、険悪な状態の中でも、受け入れてくれている様です。（良かった）
吸引した場合には間違いなく害がありそうです。でも・・・どれくらいまで大丈夫？
それは、一定の基準が示されている様ですので、こちらへ
環境省HPここで、私が用意しなければいけないのは、吸引した場合の話ではないのです！！
あった、あった！！
日刊ゲンダイは、『中国のＰＭ2.5の影響を受けて、九州の野菜まで「硝酸性窒素」が過多になりはじめている』と書くが、中国で記録したPM2.5の数値が高いもので１㎥あたり700〜800μg程度。一方、野菜はたとえばほうれん草で通常、硝酸性窒素を1gあたり3000μg程度は含んでいる。浮遊したPM2.5がほうれん草に付いたところで、もともとある硝酸性窒素に比べれば微々たる量であることは、お分かりだろう。
PM2.5は食品に影響を及ぼすのか？より
これを探していたのです！！
この「科学的根拠に基づく食情報を提供する消費者団体」の
FOOCOM.NETは最近私のバイブルと化しております。
この文言と共に、吸い込んだ場合の毒性（吸入毒性）と食べた場合の毒性（経口毒性）は全く違うと言う事も書かれていました。
また、野菜を料理として提供する場合には「洗浄」しますので、結構洗い流される様です。
これらを駆使してなんとか安全性を理解はして貰えそう・・・な気がします。
PM2.5が以前（1969年前後）の四日市・川崎並みの濃度になったとしても、それが野菜などの植物に付着する量は微々たる物であり、PM2.5の主要な構成成分は硫酸塩や硝酸塩などの無機塩、そして炭素成分など、本来野菜類が自然と持っているそれらの成分量を上回る程には至らない。
また、吸引した場合の発がん性などの因果関係は認められているが、食べた場合の害に関しては問題の無い「微量」であり、現在の所PM2.5が飛来して来た地域から産出された農産物の出荷に関して規制をする必要性は認められない。
仮にPM2.5が付着していたとしても、提供時に流水洗浄をする事により大半が洗い流される。
と言えば「安心」して頂けるでしょう・・・か？
余談ですが、良く企業のモットーなどで「安心・安全をお届けする！！」などとありますが確かにゴロは良い感じですが「安全」は企業の努力で提供出来ます。しかし「安心」は消費者側が「感じる」感想です。 もし、どうしても「安心」の言葉を使いたければ「安全な商品をお届けして安心を感じて頂く！！」が正しい日本語の様です。
危険性を述べる事は、危険物質の名前を並べ、それらがどの様な危害を与えるかを調べるだけで済みます。しかし、実際の生活の中でそれらを微量でも含む日常にある物が「安全です」「安心して頂いても良いかと思われます」と言い切るのはとても難しく、また、言ってはいけない事の様なんです。
そう言う事でこんな事を調べ、私と同等に素人である相手に・・・妙に「危険」に対して敏感である相手を「それなら大丈夫ですね。」と「安心しました。」の言葉を引き出すのには、危険性を述べる事に費やすエネルギーの何倍ものエネルギーを費やし、やっと、すこしだけ「だいたい安全なのね」「すこし安心した」の感想を貰える事なのです。
そんな事で、なんであってもすぐに「この物質はとても危険であり、断固排除すべきである！！」的な報道をするマスコミは大嫌いです！！
一時期、間違った大げさな報道で所沢のホウレンソウが売れなくなり・・・
昨年は全国の白菜が売れ残り・・・
また、その前にはトマトがバカ売れしてみたり・・・
伝え方がちゃんと出来ていないで（内容を理解しないで）「記事にできる！」と言う安易な作家さん達の作った、ニュースではなくシナリオに踊らされてしまうのですね。
前々回のブログでは「H７N9」は大げさに報道すべきである！！と言ってみたり・・・
今回は大げさすぎては困る！！と言ってみたり・・・と思われるでしょうが・・・
「H７N9」の場合には予防措置と言っても、誰も損害を被らない事柄ですので、まったく違う事柄なんです。
またまた、素人の、お話しです。重大な間違えに関してはご指摘を頂ければと思います（参考にさせていただきます）。
2013-04-17 15:58
nice!(40)
コメント(12)
トラックバック(0)
必要以上に過敏になり過ぎてもいけないし、かと言って安心し過ぎて鈍感になってもいけない。
たくさんの情報の中から自分なりに選んでそして自分で納得いくまで調べることが必要なんですねぇ＾＾
by ニッキー (2013-04-17 22:24)
自分の目で見て分かるものは排除しますが
そうでないものは生産者と流通に携わる人々の
良心を信用してなんでも食べています（＠＠；））
報道に左右されて
買う買わない消費するしないを決める人は
自らの軸が無いだけでしょうね。。。
by 獏 (2013-04-18 05:08)
まあ、大騒ぎして金儲けしてる業界だから仕方ないでしょう(-_-)
特に大手は、全て外注でしょうからね･･･
内容が半分も合ってるなら、めっけものくらいで聞いてます。
by やなぼー (2013-04-18 07:52)
写真もなくって、これだけ文ばかりだらだら羅列されると、ウンザリするね (..)
by ブタ野郎 (2013-04-19 17:24)
こんばんは。
最近のメディアはおかしい、が私の感情的意見です。狂っているとしか思えません。
矢鱈と人民の心を煽り立てるような記事を書きたて、事実を歪曲して伝え、正しいことでさえ悪であるかのごとく報道して喜んでいます。一方通行の論法に市民は勘違いするばかりです。
私自身がメディアに対して叩かれている立場なので、水や粒子状物質のことを面白おかしく伝えるのは止めて、正しい知識を市民に与えてくれるよう切望しています。
by おさかな (2013-04-19 21:28)
まったっく同感です。
（放射能も含めて）正しく怖がることが、難しいけれども大事。
by やまびこ３ (2013-04-19 22:20)
ニッキー さん こんにちわ
最近気になるニュースがあると、必ず２～３種類の番組or新聞を読んで確認しています。結構表現がちがうんですよ・・
by suzuran6 (2013-04-20 12:12)
獏 さん こんにちわ
巨大な隣国では未だに「毒」そのものを平気で金儲けの為に使ってしまい多くの犠牲者を出してしまう事がある様ですが・・・
とりあえず我が国では、おおかた見た目で安心な物は安全な様です。
怪しい物は「自己責任」で食するのがよろしい様です。
by suzuran6 (2013-04-20 12:47)
やなぼー さん こんにちわ
雑誌などでも役に立つ物もあるのですが・・・
便利な世の中少し調べると正しい事柄が判別出来ますので・・・
余りにも突飛な記事はまず疑ってかかるのが正しい様です。
by suzuran6 (2013-04-20 12:50)
ブタ野郎
申し訳ありません。
ツマラナイ内容で。
by suzuran6 (2013-04-20 12:54)
おさかな さん こんにちわ
今の日本は潔癖症過ぎますね。
また、人の悪い所を発見すると徹底的に痛めつけるのが楽しい様です。
ＳＮＳなどの匿名性の高い媒体もその一つの要因でしょうね。
ＳＮＳ自体を楽しんでいる者としてはとても残念な余の世の中です・・・
by suzuran6 (2013-04-20 12:59)
やまびこ３ さん こんにちわ
『幽霊の正体見たり枯れ尾花』・・・
そんな事柄が多すぎる様な気がします。
by suzuran6 (2013-04-20 13:01)